ブエンディーア家の人々
名前に困った末、某小説の登場人物にしました。小説上の設定では、ホセ、アウレリャーノ、レメディオスは兄弟です。名前を借りたのは3〜5代目中心です。黒文字は原作、赤文字はコメントおよび捏造設定です。
家族
初代
*ホセ・アルカディオ
妻とはいとこ同士。精力的で働き者の大男。闘鶏で負けた相手から悔し紛れに妻とのことを皮肉られ、かっとなって決闘を申し込み殺してしまう。殺した男の幽霊に悩まされ、威勢の良い若者たち数家族とともに移住先を探して旅に出る。海を目指していたが、夢のお告げによりそれをあきらめ何も無かったところに町を作る。通りから建物から部屋の向きまで、すべて公平になるよう設計する。メルキアデスと名乗るジプシーの持ち込んだ錬金術にのめりこみ、文明の恩恵を受けた豊かな生活を夢見て暴走。晩年は錯乱して栗の木につながれる。
*ウルスラ・イグアラン
ホセの妻。近親婚によって豚の尻尾の生えた子供が生まれた前例があるため、親戚中から脅かされ、結婚を反対される。結婚したものの、すっかり心配になって夫を拒否。殺人事件の原因となる。父の名前がアウレリャー・ノイグアランなので、子孫はホセとアウレリャーノだらけに。生真面目で働き者。鼻歌ひとつ歌ったことが無い。お金の無いときは飴細工を売って家計を助ける。変人だらけの屋敷をまともな家にするのが夢。とても長生きしてだんだん体が縮み、玄孫のアマランタやアウレリャーノ(バビロニア)に人形代わりにされる。
通称大ばばさま。別アカで活動中。時々コインで露店を出してます。
2代目
*ホセ・アルカディオ
長男。子供のころから体格がよくわがまま。少年時代ピラル・テルネーラを妊娠させ、旅回りのジプシーとともに姿を消す。船乗りになって世界を回り、刺青だらけの大男になって帰ってくる。レベーカと結婚。3代目アルカディオと結託して土地の登記を操作。町中の土地を自分の名義にし、税を取り立てる。
*レベーカ
養女。遠い町の聞いた事のない親戚が、遠縁の子だといって送ってきた子。持ち物は小さなトランクと揺り椅子、両親のお骨の入った袋のみ。土や壁の石灰を食べる癖があり、大人になっても指しゃぶりが直らなかった。自動ピアノ調整技師のピエトロ・クレスピと婚約までするが、航海から帰ったホセ・アルカディオに魅かれ、結婚する。
*大佐(アウレリャーノ)【クラウドボネ】
次男。詩作が趣味の物静かな人物。町長モスコーテの末娘レメディオスを見初めて結婚するが、妊娠中の自家中毒で失う。自由党員となって32回の反乱を起こし、そのつど敗北。子供のころからの予知能力のおかげもあって、14回の暗殺と73回の伏兵攻撃、1回の銃殺刑の難を逃れた。逃亡中に17人の女性との間に17人の子供をもうけるが、一人を除いて全員夭折。自由党と保守党が和解した後は、魚の金細工を作って暮らす。
*メメ レメディオス・モスコーテ【クレア】
町長の末娘でアウレリャーノの妻。まだおねしょの癖の治らない幼い少女の時分に、親子ほど歳の離れた大佐の心を捉えてしまう。まだ子供らしさを残したまま結婚するが、その明るさとやさしさで家中のものに愛される。妊娠中の自家中毒で死亡。享年14歳。
*アマランタ
長女。気位が高い。ピエトロ・クレスピに恋をするが、まだ子供だったため相手にされず、生涯レベーカへの嫉妬を抱えて生きる。レベーカと別れたのちのピエトロ・クレスピや、大佐の部下から求婚されるが、高すぎるプライドからはねつけてしまう。レメディオスの死に責任を感じて自分の手を焼き、黒い包帯を巻く。
*かとりぃぬ【召喚カトリ】
クレスピの店特製人形。天才アーティスト、ピエトロ・クレスピ総合プロデュースにより、ドリームとファンタジーを盛り込んだ最高傑作。大佐が出資し、初代ホセ・アルカディオの錬金術のアイデアを職人イッジが組み込んでいる。衣装デザインはアンパロ・モスコーテ。大佐およびクレスピの店の人々からメメへの結婚祝いのプレゼント。
3代目
*ホセ・アルカディオ(アルカディオ)
2代目ホセ・アルカディオとピラル・テルネーラの間の子。紛らわしいのでアルカディオと呼ばれる。戦争に赴く大佐から町を頼むと言われたのをどう解釈したのか、軍隊を作って町を統治する。父と結託し、土地の登記を操作。公金を横領して大きな屋敷を建てる。大佐の忠告を受け入れなかったため、保守党の軍隊につかまって銃殺される。
*ソフィア(サンタ・ソフィア・デ・ラ・ピエダ)【エミリア/ブエンディーア代理】
ホセ・アルカディオの妻。三兄弟の母。ピラル・テルネーラ(2代目ホセの愛人で3代目ホセの母親)が、そうとは知らない実の息子に求愛され、困り果てた末に全財産はたいてソフィアに頼んで身代わりになってもらったといういわくつき。清楚な美人で、子供たちにも逆らったことのないおとなしい女性。契約だからと割り切って、その人並みはずれた処理能力で、問題児だらけのブエンディーア家の家事・育児・介護すべてを淡々とこなす。高齢になったのと町の異変で屋敷の荒廃が急速に進んだのとで手に負えなくなり、すっぱり降参して屋敷を去る。そのときの持ち物は古着と娘のお下がり、わずかな小銭とアウレリャーノ・バビロニアから贈られた大佐の魚の金細工のみだった。
中の人にもビジュアルが欲しいですよね、という理由で任命されたブエンディーア代理。人より斜め52度ほどずれており、1と5/8テンポほどスロー。ナチュラルかつ無自覚に隠れSらしい。
*アウレリャーノ・ホセ
大佐とピラル・テルネーラの間の子。叔母のアマランタへの恋情に悩む。大佐とともに戦場に赴くが、叔母との結婚は可能だと聞いて舞い戻ってくる。そして振られる。ピラル・テルネーラがとめるのを聞かずに外出して銃殺される。
4代目
*レメディオス【スカウト】
ホセとアウレリャーノの姉。空気中の残留フェロモン濃度で、何分前までそこにいたかがわかるほどの美女。彼女のフェロモンに当てられて、何人もの男が自殺騒ぎやら墜落事故やら起こして大変。本人は己の魅力に無頓着。快適さを求めて坊主頭にしてすとんとした麻の服を着て過ごす。寝たいとき寝て起きたいときに起き、作法など関係なく食事をする。ある日天女さながらに洗い立てのシーツに包まれて天に昇っていく。
*ホセアルカディオ(ホセ・アルカディオ・セグンド)【ファイター】
アウレリャーノと双子。この双子だけはホセらしさとアウレリャーノらしさが混在。
無愛想。家になじめず、外泊ばかり。気が合うのは大佐だけ。水路を開発し娼婦たちを町につれてくる。そのせいでカタリーノの店は廃業。
バナナ農園の監督として雇われたが、辞めてストライキを扇動。軍隊が動き、三千人の死者を出す。事実は国によってもみ消され、何も起こらなかったことにされる。その後はメルキアデスの羊皮紙を解読しながらひっそり暮らす。
女の子ファイターも可愛いのですが、女の子に打たれ役させるのはかわいそう。そんな理由で男の子ファイターになりました。頑張って打たれてくださいね。^^
女性の強いブエンディーア家の一応家長。苦労してます。
*アウレリャーノ(アウレリャーノ・セグンド)【ウィザード】
ホセ・アルカディオとは双子。陽気で大食漢。
愛人ペトラ・コテスのおかげで魔法のように家畜が異常繁殖するので、それを口実に愛人宅に入り浸り。大金持ちになり、自宅では良い父良い夫を演じ、愛人宅では飲んで食べて大騒ぎのパーティー三昧の日々を送る。カミーラと大食い競争を繰り広げ、温情で引き分けにしてもらう。
町に異変が起こり、大雨が続いたころから家畜が子供を産まなくなり貧乏になるが、妻にはほとほと愛想が尽きていたため愛人宅で暮らす。
代々家長はホセだったのが、彼の代だけアウレリャーノの子供が家を継いだ。双子なので赤ん坊のとき取り違えられたらしい。
その胡散臭いルックスがアウレリャーノという名前にぴったりだったことから彼の不幸は始まった。(謎)偉そうなのに病弱なため、絶好のいじられキャラに。
なまじ知性派なため、ズレた母の言動にいちいち突っ込みを入れずにはいられない。普段尊大な口調なのに、母に対してだけ敬語なのは、理屈で理解できないものへの恐怖心というかなんというか。
*フェルナンダ・デル=カルピオ
アウレリャーノの妻。高地の陰気な町の零落した貴族の娘。修道院でいずれ女王になる人間として扱われて育つ。大佐と対立する人々にだまされて町へつれてこられ、カムフラージュに利用される。アウレリャーノはそのあまりの美しさに心奪われ、捜し歩いてようやく見つけ、結婚する。
嫁入り道具として金のおまるを持って来る。上品ぶって気取った回りくどい口の利き方や、度の過ぎる実家自慢、堅苦しい作法を家族に押し付けることで、家中から嫌われる。
5代目
*アルカディオ(ホセ・アルカディオ)【ロルク】
アウレリャーノの息子。
賭け事、戦争、怠け癖と、ろくな育ち方をしないブエンディーア家の男の子たち。業を煮やしたウルスラが、この子は私が育てます!と宣言。バチカンに法王修行に出す。本人はやる気なし。さっさと修業をやめて、遺産の転がり込む日を夢見てぶらぶらしていた。ちょっと見上品でカリスマ性のある青年に成長。
父の葬儀に帰ってきて、実家の荒廃ぶりに愕然。ウルスラの隠していたお金を偶然見つけて放蕩三昧の生活を送るが、遊び相手にと屋敷に呼び込んだ男の子たちに殺され、お金も盗まれてしまう。
本名はホセ・アルカディオ。紛らわしいのでアルカディオにしました。
*レナータ(レナータ・レメディオス)【ウォーロック】
通称メメ。アウレリャーノの娘。クラビコードの名手。母親への反抗心から恋人とこっそり会っていたのがバレて、尼僧院に送られる。尼僧院で子供を産む。
*アマランタ(アマランタ・ウルスラ)【マスケッティア】
レナータの妹。レメディオスの向こうをはれる美人さん。行動的で勝気。流行を先取りする能力あり。アウレリャーノ・バビロニアとは姉弟のように育つ。留学先のブリュッセルから夫を連れて帰宅。アウレリャーノ・バビロニアに魅かれ、夫と別れる。豚の尻尾の生えた子供を産み、出血多量で死亡。
6代目
*ビビ(アウレリャーノ・バビロニア)【ビキ】
レナータの息子。本名はアウレリャーノ・ブエンディーア。尼僧院の院長がこっそりブエンディーア家へ送ってよこす。不始末を隠したいフェルナンダの思惑で、かごに入って川に流されていた捨て子として育てられる。アウレリャーノ・セグンドは孫の誕生を喜び可愛がっていたが、その死後は家からろくに出してもらえず、メルキアデスの部屋で幽霊に助けられながら羊皮紙を解読して過ごす。何でもわかってしまう千里眼的なところがある。留学から帰ったアマランタに恋をする。
バビロニアとの親子関係はもみ消されているのになぜか巻頭の家系図にはアウレリャーノ・バビロニアと書かれている。うーん、不思議。ミドルネーム?レナータ・レメディオスがメメなら、アウレリャーノ・バビロニアはビビですか?というノリで命名。
7代目
*名無し(アウレリャーノ?)
アマランタとアウレリャーノ・バビロニアの子。ブエンディーア家の100年の歴史の中で、初めて愛によって生を受けた子。豚の尻尾が生えていた。アウレリャーノ・バビロニアがアマランタの死に動揺して赤ん坊を放置したため死亡。死体は蟻が運んでいく。それと同時に町はすべて大雨で流され、メルキアデスの羊皮紙の予言どおり「最後のものは蟻の運び去るところとなる」。
ご近所さん
*カタリーノ【グラシエルロ】
酒場兼娼館の主人。ホセ・アルカディオは鬼門。賭けに負けたり、店をつぶされたり。哀れ負け組人生。
*カミーラ(カミーラ・サガストゥメ)【グレイス】
声楽学校の校長。わが子の食育を考えるうち、大食のコツをつかみフードファイターに。極度に大柄なため、象女と言うあだ名が付いている。顔立ちは美しく、所作も優美で繊細、人柄も魅力的。アウレリャーノ・セグンドと大食い競争をし、勝利は確実だったのだが温情で引き分けにしてあげる。アウレリャーノとしては大食い競争よりもむしろベッドでお手合わせを・・・(以下略)。
*ピラル・テルネーラ【アデリーナ】
14歳から22歳まで付き合った男が煮え切らないため、見かねた両親が別れさせようと引越しをする。以来不特定多数の男と付き合うように。口は悪いが男好きのする美人。トランプ占いが得意。2代目兄弟の子供をひとりずつ産む。
*メルキアデス【ウンボマ】
髭面のジプシーの大男。町に文明の利器をもたらす。博識で正直者。死んだといわれていたが舞い戻ってきて、晩年はブエンディーア家に居候。ブエンディーア家の100年の運命を予言し、羊皮紙に暗号で書き残す。死後も幽霊になって現れる。
*ピエトロ・クレスピ【アンドレ】
都会からやってきたおしゃれな自動ピアノ調整技師。2世代目姉妹に三角関係騒ぎを巻き起こす。レベーカと婚約し、おもちゃとぜんまい仕掛けの人形の店を開く。何かと邪魔が入り結婚できずにいるうち、ホセアルカディオにもっていかれてしまう。成長したアマランタといい雰囲気になるが、どう口説いても撥ねつけられてしまい、絶望のあまり自殺する。
オーシュのグラングマアーケードにおもちゃの店を構える。もとは自分で作っていたが、最近は主にプロデュース担当。人形の衣装には強いこだわりがある。
*ブルーノ・クレスピ【グルトルデ】
ピエトロの弟。都会からやってきて兄の店を手伝う。アンパロと結婚し、兄の店を引き継いで繁盛させる。
店の経営・経理と営業担当。最近はイエガネー氏とROBO−Rのライセンス契約を結び、シリーズ化したいともくろんでいる。夢は演歌歌手。メジャーデビューを目指し、休みの日にはドサ回りをしている。
*アンパロ・モスコーテ【カルヤライネン】
ブルーノの妻。町長の長女でレメディオス(メメ)の姉。上品で働き者で気立ての良い、良妻賢母タイプ。
あえて性格はカルヤさんそのままで。
*イッジ【イッジ】
クレスピの店の職人。ちょっと見ただのお嬢さん風だが、実は凄腕。ピエトロの非常識な迸るインスピレーションを具現化するのに欠くべからざる存在。
*ヘルネリド・マルケス【イエガネー】
町の建設業者の息子で大佐の友人。反乱軍で共に戦った戦友にして忠実な部下。大佐の妹アマランタに恋をするが実らず、一生独身。